検索ポータルのヤフーが、100％連結子会社であり検索連動型広告の業務を行うオーバーチュアを2009年10月１日付で吸収合併すると発表（2009年８月28日）。それに伴いオーバチュアは解散するとのこと。

オーバーチュアは、米Overtureの日本法人として2002年12月から検索連動型広告「スポンサードサーチ」を提供。2007年８月にヤフーの100％子会社となり、ヤフー傘下に入っていました。今回の吸収合併は、ヤフーブランドの強化が目的とのこと。

▶ヤフーによる発表資料（PDF）

なお、Webサイト・検索エンジン動向ブログ「オーバーチュアの解散と検索連動型広告（リスティング広告）について」では、検索連動型広告と問題点について更に詳しく書きましたので、興味のあるかたはぜひご覧ください。

総務省が「インターネット検索エンジンの現状と市場規模等」に関する調査結果の公表しました（2009年8月19日）。別紙のPDF 調査結果概要は資料としては大雑把すぎてあまり役に立つとは思えませんが、７ページの「５．企業によるWebサイト等のメディア利用の目的」は少し参考になります。

多くの企業がいかに漠然とWeb戦略を立てているかという意味においてでですが。

▶調査結果概要（PDF）

▶「インターネット検索エンジンの現状と市場規模等」に関する調査

検索キーワードの検索傾向を分析・予測できる「Google Insights for Search」英語ベータ版（2008年8月公開）が日本語に対応し公開（2009年8月17日）されました。

実際に使ってみてから、改めてご報告します。

▶ Google Insights for Search 日本語β版

データを活用する際の注意点は次の３点。

1. データは指定した条件でのサンプリングに基づく推測値。
2. 数値は絶対値ではなく相対値。
3. 指定した検索クエリ（＝検索キーワード）の同義語、単数形、複数形は含まない。

詳細と使い方については以下のAdWords日本版公式ブログをご確認ください。

▶Google Insights for Search

　　〜インターネットで時代の流れを読み解く

目まぐるしく変化するインターネット世界の情報から、サイト制作者として押さえておくべき知識・情報、取り分けホームページ制作に関わるCSSやXHTML、スクリプト・プログラムの技術情報と検索エンジン（Yahoo!、Google）の変遷やアルゴリズムの変化などの情報をピックアップして掲載します。